アルファーは、販売する野菜や果物の、
その農産物の糖度や酸度、硝酸態窒素の残留値、ジャガイモのでんぷん価、トマトと人参のカロテノイドを測定してきました。
データ数だけでも、年数が多いだけに膨大になってきました。その中で、いろいろわかった事などもあります。
ここでは、新しいもので、面白いものを掲載していきます。
硝酸態窒素残留値と糖度・酸度 (野菜・フルーツ)
カロテノイド測定 (トマト にんじん)
ライマン価測定 (じゃがいも)
理科準備室 (自社測定までの模索)
測定レポート 『宮崎県産 須川さんの土育ちパプリカ 赤・黄』
測定日 |
産地 |
品名 |
検体 |
1玉の重量 |
硝酸態窒素 (ppm) |
糖度 (Brix) |
上部 |
中部 |
下部 |
2024/01/05 |
宮崎県 |
須川さんの 土育ちパプリカ |
赤 |
211.0g |
3.6 |
6.4 |
- |
6.6 |
黄 |
211.5g |
検出せず |
5.3 |
- |
6.2 |
須川さんが栽培する、パプリカの赤・黄色両方を測定しました。
前回は、今年5/25に測定を行っています。
パプリカは、熟していく過程でカプサイシンの色素が増え、
緑色から黄色、赤色へと変化するカラーピーマンです。
ですので、熟す途中期間である黄色は、さっぱりとした甘さと酸味があり、
熟度が進んだ赤色は、カラーピーマンの中で一番甘味が強いとされています。
糖度は、【赤】上部:6.4 下部:6.6、【黄】上部:5.3 下部:6.2 と検出されています。
過去測定時も見られましたが、
糖度値は 黄色よりも赤色のパプリカの方が少しですが高く出る傾向があります。
又、前回の【赤】上部:7.4 下部:8.5、【黄】上部:7.0 下部:7.2 と比べると、
少し数値が低くなっています。
硝酸態窒素は、赤色のみが検出され、3.8→3.6と、少し数値がさがっておりました。
(吉田紗知子)
測定レポート 『宮崎県産 須川さんの土育ちパプリカ 赤・黄』
測定日 |
産地 |
品名 |
検体 |
1玉の重量 |
硝酸態窒素 (ppm) |
糖度 (Brix) |
上部 |
下部 |
2023/05/25 |
宮崎県 |
須川さんの 土育ちパプリカ |
赤 A |
212.50g |
4.7 |
7.4 |
8.5 |
赤 B |
188.0g |
4.7 |
7.0 |
7.2 |
黄 A |
209.0g |
検出せず |
5.8 |
6.4 |
黄 B |
196.5g |
検出せず |
6.5 |
6.7 |
須川さんが栽培する、パプリカの赤・黄色両方を測定しました。
前回は、今年3/22に測定を行っています。
パプリカは、熟していく過程でカプサイシンの色素が増え、
緑色から黄色、赤色へと変化します。
今回測定した物は、前回測定した物よりも、収穫から熟度が進み、
表面が柔らかく、一部汚れ等も見られました。
切って中身を確認すると、汚れは無く綺麗で、
しっかりとした中心の様子が見られました。
糖度数値は、赤が7.0~8.5度と熟度が進んでいる事もあり、
前回よりも高い数値が検出されています。
黄は5.8~6.7度と、前回よりも少し低い数値が検出されました。
硝酸態窒素は、赤色のみが検知され、3.8→5.4と、数値が上がっておりました。
(吉田紗知子)
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